ここは「ピルとのつきあい方」旧バージョンの保存ページです。
「ピルとのつきあい方」は1999年に開設されたピルに関するホームページで、
経口避妊薬ピル導入期の日本で貴重な情報源として利用されてきました。
当サイトをオリジンとする情報も少なくありません。
たとえば、緊急避妊に関する情報は当サイトによって広まりましたし、
「飛ばし飲み」も当サイトが用いた用語です。
旧バージョンの内容は基本的に現在でも通用する内容ですが、
ピルの利用環境が変化しましたので、
リニューアル版に移行します。
「ピルとのつきあい方」を模したサイトや換骨奪胎サイトが存在しますので、
オリジナルバージョンを保存しておきます。

「ピルとのつきあい方」リニューアルバージョンはこちらです。

 
平成金物店物語

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「何で包丁を売らないんだという声が強まってますね。」
「うむ、そろそろ包丁も売らないといけんだろうな。」
「でも包丁を売ると、みんなが包丁を使いたがりませんか?」
「そこじゃ。包丁は売る。が、皆が包丁を使うと困るでな。」
「何か策はありますか?」

「3つ策がある。」
「えっ?」
「包丁は危ないものじゃろ。」
「まあ」
「で、運動能力テストをしてから売るようにするのじゃ。」
「はぁ?」
「これで1/3は排除できる。」

「なるほど。で、2つ目の策は?」
「包丁といってもいろいろあるじゃろ。」
「それはそうですが、・・・。」
「万能包丁は便利すぎて危ないだろ。」
「それは、まあ。」
「そうなんじゃ。だから、あれは売らないことにする。」
「じゃあ、刺身包丁や出刃包丁ばかり売るんですか?」
「刺身包丁や出刃包丁も、包丁には変わりないんじゃ。」
「そんな。それでは、お客さんに説明できないじゃないですか?」

「そこで、3つ目の策があるんじゃ。」
「何ですか、それは?」
「うん。包丁を箱に入れて売るのじゃ。」
「?」
「そうすれば、中身が分からんじゃろ。」
「そんなことで、売れるんですか?」
「お客はまだ包丁を使ったことがないのじゃ。」
「はぁ?」
「出刃包丁の当たったお客は、包丁とはこんなものかと思うに違いなかろう。」
「それは、そうでしょうね。」
「で、出刃包丁では、不便におもうお客もいるだろう。
果物ナイフでは使い物にならないと思うお客もいるだろう。」
「なるほど。そうなれば、包丁の悪い噂も立ちますね。」
「そういうことじゃ。それで包丁は普及せずにすむのじゃ。」
「さすが、悪知恵が働きますね。」
「人聞きが悪いではないか。わしは、お客の安全を思って考えておるのじゃ。」
「なるほど。これで包丁を使おうなど考える人があまり出なければ、しめしめですね。」
「そうじゃ。」
「そのためには、包丁に種類があることは秘密にしとかねばなりませんね。」
「そのとおり。」

「で、もう一つ考えがある。」
「はぁ?」
「箱に包丁を入れて中身を見せないのは、あんまりじゃろ。」
「そりゃあ、そうです。今時、中身を見ずに買うお客さんなんかいませんよ。」
「そこで、大小2種類の箱を作り、3種類の色を付けるのじゃ。緑とピンクとブルーにしよう。」
「緑・ピンク・ブルーの包丁ですか。」
「これで、緑がいいとかピンクがいいとか、そういうことになるんでないかな。」
「ふふふ。緑の包丁とピンクの包丁ですね。チラシにも大きく書きましょう。」
「よろしく頼んだぞ。」