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男性・女性ともに性感染症フリーなら、
性感染症のリスクは生じません。
そうでなければ、妊娠のリスクと性感染症のリスクは同時に生じています。
前項でこのように書きました。
問題は、性感染症フリーかどうかの判断です。
これを問診で判断できるというのは、
占い師かオジサンなのです。
たとえ問診でリスクの高い低いは評価できても、
性感染症フリーかどうかの判断は絶対できません。
リスクの評価とSTI罹患判断は全く別物です。
これを混同して変な質問をすれば、
高校生にも「オジサンと同じ」と揶揄されるでしょう。
「ピルはSTIの予防はできません。
コンドームでSTIを予防しましょう」
との宣伝が行われています。
コンドームでSTIを予防するしかないケースもあるにはあります。
知らない人と性交渉するのであれば、
コンドームで予防するしかありません。
ただ、それは最小限の予防措置です。
年間400万件の緊急避妊を必要とするアクシデントが起きているのです。
私からすればコンドームで避妊するのが恐ろしすぎるのと同じくらい、
コンドームで性感染症を予防するのは恐ろしいことです。
自分もパートナーも性感染症にかかっていないことが確実で、
浮気をしないパートナーでなくては安心できません。
検査する・治療する・浮気しない
この3点セットが実行できるのなら、
「コンドームでSTIが予防できる」というのは幻想に過ぎなくなります。
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