ルナルナのお告げを利用している女性が増えています。
ルナルナのサービスでは、
生理予想日をお告げとして知らせてくれます。
お告げの原理は荻野式計算で目新しくはありませんが、
周期の平均値を計算するようで、
なるほどなと思うサービスです。
周期が比較的安定している女性では、
お告げは生理日をかなり正確に予測できるでしょう。
もっとも、生理日予測はルナルナのお告げに頼らなくてもできることですが。
ルナルナのサイトには、生理日予測のメリットについて書かれています。
たしかに、生理日予測があればメリットもあります。
しかし、です。
生理の来て欲しくない日に、
しっかり生理日予測のお告げが告げられたらどうしますか？
スケジュールを変更できれば、
お告げが役に立ちます。
でも、変更できるスケジュールばかりではありません。
スケジュールが変更できない事も少なくありません。
お告げを得て生理日を変更する。
これがルナルナの超活用法です。
以下では生理日を変更する方法を説明します。

※生理日予測をルナルナに頼るように奨めているわけではありません。
※生理日調整すると、ルナルナの予想精度が低下するようになるかもしれません。

　

下記のケースを例に生理を遅らせる調整の仕方を説明します。
8月10日に8月30日の行事が決まり、
生理がバッチリ重なりそうだというケースです。

8月１日　生理開始日(８月６日まで)
8月29日　生理予想日(９月３日まで)
8月30日　行事(生理を避けたい日)

生理開始から10日経過していますし、
8月10日から生理予想日まで19日しかありませんので、
生理を早める調整はできません。
そこで生理を8月31日以後に遅らせることにします。
生理予想日の５日前、8月24日からピルの服用を開始します。
生理日５日前は黄体ホルモンの分泌がピークに達し、
出血抑止力がピークになる日です。

この日から出血抑止力は低下していきますので、
ピルで出血抑止力を維持します。
月経の仕組みについて理解を深めましょう。

もし、入手したピルが３相性ピルの場合は、
以下の図の右側、予備シートの錠剤を図の順番で服用します。





ピルはもう生理が来てもよい日まで服用します。
8月30日まで服用すれば、その日まで生理が来ることはありません。
服用を止めるとすぐにあるいは数日後に生理が来ます。
生理を遅らせる調整が失敗するのは、
生理５日前に服用を始めたつもりだったが実際は生理１日前の状態だったなどのケースです。
生理予定日が不確実な場合は、
生理予定７日前から服用を始めてもかまいません。
(あまりに早すぎる服用開始も失敗の原因になります)
生理を長期間遅らせようとすると、
軽い出血が始まることがあります。
出血の気配が感じられたら、
２錠の服用にすることもできます。
毎日定時に飲み忘れないように服用しましょう。
かつての生理日調整専用薬新EP錠では、成功率を89％としていました。
なお、服用するのはピルですが、
この服用法ではピルによる避妊効果を期待しないようにして下さい。

　

生理日調整法は予定生理日がある程度確実だからできることです。

生理日と行事が重なる可能性が高い
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生理日を早めたり遅らせたりして調整する

しかし、生理予定日は当たった試しがないという方もいます。
下記のケースの例では生理予想日は8月29日になっているけれども、
8月25日に来るかもしれないし、
9月５日になるかもしれないというケースです。

8月１日　生理開始日(８月６日まで)
8月29日　生理予想日(９月３日まで)
8月30日　行事(生理を避けたい日)

このようなケースでは遅らせる調整は向いていません。
早める調整ができれば、早める調整で対応します。
生理周期が一定しない場合は、
低用量ピルのユーザーになる事を考慮します。
生理日が予定できない不便が解消されます。