なぜピルで避妊できるか?
ピルの仕組み(5)

 

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黄体ホルモンだけのピル−ミニピル


ミニピルの進化

ミニピルの欠点は排卵を抑制する力が弱く、
厳格な服用規律が求められる点であると書きました。
この欠点は2つの方法で克服されようとしています。
一つは、排卵を抑制する黄体ホルモン剤です。
デソゲストレル(マーベロンに使用されている黄体ホルモン剤)やゲストデンは、第一世代の黄体ホルモン剤であるノルエチステロンと較べて、10倍前後黄体ホルモン活性が高くなっています(Dickey,R.P.2000)。
デソゲストレルを使用したミニピルであるCerazetteでは、
ほぼ排卵を抑止できますので12時間の飲み忘れまでは許容されます。
欠点を克服するもう一つの方法は、
非経口剤化です。
非経口化すれば飲み忘れはありませんし、
ホルモン摂取量も少なくてすみます。
日本では、子宮内から黄体ホルモンを放出するミレーナが唯一認可されています。
ミレーナにはレボノルゲストレルが使用されていますが、
1日に放出するホルモン量はトリキュラーの約半分です。
現在日本で認可されている避妊法の中で、
もっとも効果的な避妊法は疑いなくミレーナです。




日本がピルの治療薬化の迷路に迷い込んでいる間に、
欧米では注射法・インプラント・経皮パッチ・膣リングのような非経口避妊法が急速に発展しました。
治療目的とか避妊目的とかの区別をしないから、
それは可能だったのです。
このことを日本の「ミニピル」の歴史を通してみてみましょう。



 ピルで避妊できる3つの理由
 ミニピルの避妊メカニズム
 ミニピルの服用法
 ミニピルのメリット・デメリット
 ミニピルの進化
 日本の「ミニピル」
 混合ピルというアイディア
 生物的ホルモン活性
 エストロゲン剤の活性

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