避妊薬ピルの副作用と副効果
ピルと生理(消退出血)−2−

 

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ピルユーザーの不正出血


■1シート目の不正出血

 ピルを飲み始めた1シート目では、1/4から1/3程度の女性が不正出血を経験します。
その多くはいつまで経っても生理が終わらないという形で現れます。
1シート目に不正出血が多いのは、2つの理由によります。
理由の1つは、生理初日の服用開始が関係しています。
生理初日に服用を開始すると、本来の月経の出血が止められてしまうことがあります。
つまり排出されるはずの経血が、子宮内にとどまることになります。
出血圧力を引きずるためにいつまでも生理が続いてしまいます。
理由の2つ目は、卵巣の眠りが浅いために卵胞が成長し、
エストロゲンを分泌するためです。
生体由来の内因性エストロゲンにピルのエストロゲンが加わり高まった出血圧力を
ピルの力で止めることができないために不正出血となります。
この不正出血はシートの中間から後半にかけて出血するパターンとなることがあります。
出血を食い止める力の強いピルでは、生理5日目に服用を開始することで、
不正出血やや少なくすることができますが、
必ずというわけではありません。

■2シート目以後の不正出血

1シート目の後の休薬期間に消退出血があれば、
2シート目からは不正出血がなくなることが多いでしょう。
3シート目でも不正出血が続くようでしたら、
ピルの種類を変えてみることを考えます。
より高いエストロゲン活性、より高い黄体ホルモン活性、より低いアンドロゲン活性のピルが選択肢となります。
ただし、事項の悪循環現象が見られるようであれば、
それを断ち切ることを優先します。

■悪循環による不正出血
実薬服用中に子宮内膜がある程度厚くなり、休薬期間中に消退出血が来るというのが、ピルの出血パターンです。
ところが、実薬服用中に軽い不正出血が続くと、休薬期間の出血が不十分となり、
それがまた実薬服用中の不正出血の原因になることがあります。
このようなパターンになると、不正出血が長期にわたって続くことがあります。
このようなパターンになっているときは、
いったん本来のパターンにした方がよいでしょう。
シートの前半から出血が見られる場合には、
力の強いピル(中用量ピルなど)で出血させないようにします。
シートの後半だけで出血が見られるときには、
出血の気配があれば強いピルに切り替えたり、
1日2錠の服用で出血を食い止めます。
あるいは、第3週であれば早めに休薬に入ります。
シンフェーズでは、1クルーだけ青青白の順番で服用するとうまくいくことがあります。

■飲み忘れなどの原因による不正出血
飲み忘れは不正出血を誘発します。
定時服用を心がけるようにしましょう。
普段不正出血がないのに突然不正出血がある場合には、
相互作用のある薬剤や下痢などの原因がなかったか考えます。








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