避妊薬ピルの副作用と副効果へ戻る / ピルとのつきあい方HOME
ピルの服用による心理的変化は、医学的研究の盲点となってきました。
しかし、ピルによって生活の質を高めていくためには、
とても大きな要素です。
気分の落ち込み(抑鬱)に対しては、より低いエストロゲンでより高い黄体ホルモン活性のピルに変えるとよいと言われてきました。
ところが、経験的にはエストロゲンの低いピルでも、
抑鬱の症状が出ることがあります。
むしろ、アンドロゲンが鍵を握っているのではないかと考えています。
より低いエストロゲンのピルだとアンドロゲンを抑える力が弱いので、
抑鬱が改善します。
第2世代のピルで黄体ホルモン用量の高いピルだとアンドロゲン活性のために、
やはり抑鬱が改善します。
ところが、第3・第4世代ピルでは、
エストロゲンが低用量でも鬱の症状が出やすいように思います。
抑圧の改善には、よりアンドロゲンの作用が強いピルがよいかもしれません。
イライラ感のある場合には、より低い黄体ホルモン活性のピルに変えるのが効果的なようです。
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