リプロダクティブ・ヘルス・ライツの観点から改善すべき点は数多くあります。
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コンドームの避妊では必ず一定比率で失敗が生じます。コンドームでの避妊は緊急避妊でバックアップすることができます。緊急避妊は服用までの時間が24時間遅れると妊娠率が3倍になります。早く緊急避妊薬にアクセスできるようにすべきです。そのためには、緊急避妊薬を薬局でも販売できるようにする必要があります。薬局での購入と病院での処方を選べるようにすべきです。
現在の経口避妊薬の添付文書や服用者向け情報提供資料には、2日間以上の(24時間を越える)飲み忘れがあれば、服用を中止するように書かれています。服用を中止すると飲み忘れが3日4日5日・・・と長い期間の飲み忘れと同じ状態となり、妊娠リスクは高くなります。危険な服用法は即時改訂する必要があります。また、服用者向け情報提供資料に緊急避妊についての説明がありませんが、緊急避妊が必要なケースについて記述すべきです。
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