日本で治療薬としてのピルは早く認可されていましたが、
ピルを避妊薬として認可することには大きな抵抗がありました。
厚生省(現在の厚生労働省)が渋々避妊薬としての解禁を行ったのは、
1999年でした。
避妊薬として解禁したものの、
厚生労働省は再び治療薬に逆戻りさせようと画策し始めます。
厚労省の意図が明確になるのは、2004年です。
この年、ピルのガイドラインを改正させ、
既存避妊薬ピルの半治療薬化を誘導しました。
つづいて、避妊薬として認可を受ける準備が進められていたヤーズを治療薬としての認可に変更させました。
厚労省はピルの治療薬化・半治療薬化には熱心ですが、
避妊薬ピルには関心がないかのようです。
1999年のピルガイドラインは欠陥ガイドラインでした。
厚労省の指導で2005年にこのガイドラインの改訂版が作成されましたが、
飲み忘れ対処法などは基本的に1999版が踏襲されました。
そのため、添付文書の記述も変更されていません。
ピルユーザーは自己防衛するしかない状態が続いています。
自分で勉強しなければ自分が守れない悲しい現実が日本にはあります。

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